熱中症はなぜ起こる?
熱中症の原因
「熱中症」とは、発汗や循環機能に異常をきたして、体温調節がうまくできなくなることで起こる、体の様々な症状の総称です。
汗が出にくい人や、体温調節機能が衰えた高齢者、またその機能が未発達な小児に多く起こります。
(汗を抑える副作用のある薬(アレルギー薬、睡眠薬、抗痙攣薬など)を服用している方も、高温のところに長時間いることは避けたほうがよいかもしれません。)
熱中症予防<ワンポイントアドバイス>
①0.1~0.2%の塩分を含んだ水分をこまめに少しずつ摂る。
②風呂や食事で汗をかく練習をする。
(汗を十分かくことができれば熱中症になりにくい)
③休息・睡眠をしっかり取る。
(疲労などで免疫機能が下がり熱中症を引き起こすのを防ぐ)
④服装は通気性の良い素材と形、色合いは熱を吸収しにくい白系統のものを選び、帽子や日傘を利用する。